ワーウィックとの業務提携によりドイツ生産となったサドウスキー、輸入代理店が山野楽器となり選抜が可能となりました。今回も50数本弱のストックから厳選、メトロライン・ウィル・リーと初ヴァーダイン・ホワイト、そしてML21の3本が生き残りました!サドウスキー8インチナイロンストラップサービス中。 何時もお話する様に音の9割はネックとボディの振動特性及びそのマッチングで決まり、その為大きな個体差は避けられません。この実に美しく輝くセージグリーン・メタリックのウイル・リーは、アンプに繋がなくともその心地良いトーンとレスポンスを実感出来ます。サドウスキーはバリバリ・アクティブ(笑)のイメージが強いのですが最も重要なのは振動系に命を持つか否かで、これこそが個体差と言われるものです。命を持つ個体は生音の段階から全くのベツモノである事を実感頂けるでしょう。 ネックは心地良く弾き手に応え、その振動で全てを伝えて来ます。ボディの鳴り・・・と良く言われますがボディはネックを鳴らす条件であり、最も重要なのはネックの特性とのマッチングなのです。これがベストとなった時、楽器は命を持ち正に弾き手の一部と感じられる様になるのです。この振動系の基本がこのレベルに到達した時、初めて電気系統のスペックが意味を為すのです。 EQはブーストオンリーのトレブル・ベースにオリジナルトーン、強力ですが最も重要なのはノンブーストのオール0ポジションとパッシブです。ここで良いトーンとレスポンスが得られ無ければ意味が無く、EQは意味を持ちません。そしてこのモデル最大の特徴が、微調整可能なミドルブースターが装備されている事です。ブーストと言っても過大にブーストする訳では無く、適度にトーンの範囲以内で絶妙にブーストされます。それは4つのミニスイッチと2つの半固定ボリュームで、更にドンピシャのポイントを得る事が出来ます。よりフェンダーライクなトーンも可能で、流石ウイル・リーと感嘆(笑)! 軽量なサドウスキーの場合ヘッドヘヴィーは致命的なのですが、バランスの崩れた個体も散見されます。その為このメーカーの為にストラップを持参、唯一実際に下げて確認し選抜する事となりました。 太く重量感に溢れながらも実にクリアーに鳴る低域から、艶やかに心地良く歌い生命感溢れるハイポジションまで、正に指板全域がスイートスポットとも言えるバランスの良さ。パッシブでのこの群を抜くバランスがあってこそ、その強力なブースト回路が生きて来ます。アクティブとは思えぬ艶やかな指弾きラインから強烈無比なスラップまで、手元のコントロールのみで全てに対応できるのです。手にした時点でその指板全域のレスポンスによりselected by KOEIDOを実感頂けるウイル・リー4弦、一切ボケる事無くクリアーに鳴り響くベースサウンドは絶品!楽器はトーンとレスポンスこそが命なのです。別格の美しいウイル・リー4弦、如何でしょう? サドウスキー・WL22ウイル・リー・モデル ボディ:アルダー ネック:メイプル22F 指板:Morado ピックアップ:Passive Sadowsky J (60's Bridge Position) EQ:2バンドEQ、オリジナルトーン Custom Will Lee Preamp (on/off mid-boost, choice of 500 Hz or 800 Hz, wide or narrow bandwidth) 付属品:サドウスキーGIGバッグ ★大型便の場合、沖縄・離党は追加送料4,000円が掛かります。命を持つサドウスキー・ウイル・リー店長厳選品、美しく輝くセージグリーン!
■光栄堂楽器
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